皆さんこんにちは
予防美容をすすめている
ヘアースタジオのKiumiです
夏場の冷え
あまり感じていない人
多いのではないでしょうか
先日
「手
足
が熱いから私は
冷え性ではないワ」といったお客様がいました。
回りが暑いからそんな感じがするのかなと思ってみたり
身体が熱いから、室内のエアコンをガンガンに冷やしていたり…
そうなんです。
暑いということは
人間の本来の体温は
３５.５～３６.0℃
それ以上になると身体から熱を出しているのです
「自分では冷え性でない。むしろ暑がりだ
」と
いう人中ににも、結構「冷え性」の多いです。
「手足がほてる」と言う人もお腹を触診すると
冷たい人がたくさんいるのだが…
お腹が冷たい人
低体温といってもいい
漢方では「お腹」のことを「お中」といい
身体の中心と考えます。
中心が冷えていたら
たとえ手足が熱くても「冷え性」と考えていい。
手足のほてりは体内の熱が外に逃げている様子であり
手足の表面が熱いだけです
汗っかきの人も「冷え性」と考えてもいい。
漢方では「虚証」といい体力低下の意味で
汗をたくさん掻くということは体内に水分が多いからです
本当の
汗と言うのは十分に運動した時に掻くものです
あまり運動していないのに
ちょっと動いただけとか、食事の時に大汗を掻くのは
体内に余分な水分を捨てて
体内を温めようとする反応であり
極度の精神緊張した時に出る「冷え性」と同じ意味があります。
この冷や汗も水分を捨てて身体を温めストレスに対抗する反応です。
足がむくむ人も「冷え性」と考えてもいいでしょう。
むくみの成分は水だから、水毒傾向にあります
「冷え性」かどうがは
お腹の冷たさ、汗の量、むくみ
などで判断できますが
もう一つ見るのは
お血であるか
冷え体温低下が生じると身体の全細胞臓器の代謝が悪くなり
心臓血管系の働きも低下し
血液の流れが悪くなり
体表を走る静脈系の小血管の血液の流れの滞りあらわします。
それが漢方で言う「お血｣です。
体表を走る毛細血管の血液の滞りによる症状が
お血に伴い、肩こり、頭痛
めまい
耳鳴り
動悸
息切れ
神経痛
などの自覚症状も現れます
お血のサインを見逃し放っておくと
炎症や腫瘍、心筋梗塞
脳梗塞
と
本格的な病気に進んでしまうことが多いです。
たかが
「冷え性」
それど
「冷え性」。 奥が深いです。
夏の「冷え性」 侮ってはいけませんネ